pipin

英語の記事や洋楽の翻訳したり日記書いたり。翻訳を勉強しています。

サガシリーズのプロデューサーに日本のゲームや英語化などについて尋ねてきた

https://www.gameinformer.com/2019/07/06/speaking-to-saga-series-producers-about-jrpgs-western-capabilities-and-more

 

スクウェアエニックス(以降スクエニ)は今年のE3で、FF7リメイクデモとアベンジャーズのゲーム化に紛れつつ、ロマンシングサガ3とスカーレットグレースのサガシリーズ二本がアメリカで発売予定であることを公表した。サガシリーズローカライズの失敗とマーケティングの混迷が原因で、長年スクエニでデザイナーとプロデューサーを兼任してきた河津秋敏氏と対談する機会を得られた。河津氏は当初ファイナルファンタジーのバトルデザイナーを務めていたのだが、サガシリーズの担当になってからは趣向が変わり、クリスタルクロニクルラストレムナントなどにもそれが反映されている。我々はそれほど長く話すことはできなかったものの、サガシリーズと今回の新作について触れ、河津氏の考えるJRPGについて伺ってきた。

 

 

今回発表したロマサガ3の手ごたえはどうですか?今回は自信を持ってスカーレットグレースを押し出せたのでしょうか

 

市川:特に日本でロマンシングサガ2が大好評だったおかげで、欧州方面から非常に前向きな反響を受けました。既に期待が大きいようで、欧州でのリリースを皆さん期待されています。なのでリリースを公表したときはツイッターに「リリースしてくれてありがとう」といったコメントが書かれました。それから「ロマサガ3や他の作品はありませんか?」など聞かれることがあったので、ロマサガ2の反応を見る以前から、他のサガシリーズタイトルへの要望があったんですね。

ロマサガシリーズは当初、スーパーファミコン版の原作を日本でリリースしました。それをアメリカにローカライズしたのですが、ファイナルファンタジー4,5,6などをプレイしているファンがいて、そういったゲーム通の人々からは「ロマサガシリーズはどうですか」といつも聞かれました。そういった意見はいつも寄せられていたので、今回は英語圏に持ち込む良い機会でした。

 

サガシリーズは選択肢の多さに関する意見が多いですね。英語圏のゲーマーや英語圏のゲームによく言われることですが、一つの選択に長い時間をかける方が好まれる傾向にあります。旧作のサガシリーズ英語圏で反響を呼べなかったこと、マーケティングのポイントについてはどう考えていますか?

 

河津:ゲームのローカライズに当たり、会社は「サガシリーズは少し複雑すぎる」といった認識を持っていました。ちょっと難しすぎたんでしょうね。なので会社は「西洋の人たちはもうちょっとシンプルで、アクション要素のあるゲームを求めているだろう」と読んでいました。それがローカライズに取り掛かる前から、英語圏でのリリースを躊躇っていた理由です。サガシリーズはとにかく硬派すぎる。西洋のゲーマーには難易度が高くて選択肢が多いから、絶対ウケるわけがないという認識がありました。

 

河津さんはファイナルファンタジーに携わっていましたから、スクエニになる前からスクウェアで何年も働いておられますね。日本のRPGは数十年でどう進化したと感じますか?近年のファイナルファンタジー作品や他の大作RPGがターンベースシステムを採用しなくなり、アクションRPG寄りになっていることについて、どうお考えですか?

 

河津:大勢の人にゲームを楽しんでもらうためには、アクションRPGになりがちです。プレイヤーに分かりやすくなるし、プレイしやすさも改善します。これは日本に限らずRPG全体に言えることでしょう。しかし、色んなRPGをプレイしたいプレイヤーによって市場が多様化したとも感じ取れます。なので開発者が様々なタイプのゲームを試行錯誤してプレイヤーを探せる良い時代になりました。

 

サガシリーズを英語化する際は、よく新しいコンテンツが追加されていますが、ロマサガ3はどうでしょうか。何か追加要素があったり、ビジュアル面の進化がありますか?

 

市川:いくつか新要素がありまして、追加ダンジョンが入る予定です。また河津さんが書いたシナリオもいくつか追加する予定です。ただ全体のプレイし易さやストーリーラインは原作と同様です。スーパーファミコンで遊んだ日本のプレイヤーは追加要素を楽しみつつ当時の面白さを追体験できますし、英語圏のプレイヤーは今回初のプレイが楽しめますよ。

 

私筆者の調べでは、スクエニのE3のプレゼンではラストレムナントクリスタルクロニクルズ、サガシリーズ二本の四作品が登場していました。その中で一番当時に戻りたくなるゲームはどれでしょう

 

河津:時間が許すなら全部プレイし直して作りなおしたいところですが、時間に制限があるなら、当時一番注力していたのはサガシリーズですね。

 

 

 

リリースのくだりは時系列が分からなくて、2なのか3なのかも曖昧になってしまった。

revisitはなんて訳したらよいのか分からなかった