pipin

英語の記事や洋楽の翻訳したり日記書いたり。翻訳を勉強しています。

ケイデンス オブ ハイラル クリプト オブ ネクロダンサー フィーチャリング ゼルダの伝説

https://www.gameinformer.com/review/cadence-of-hyrule-crypt-of-the-necrodancer-featuring-the-legend-of-zelda/a-pleasant-but

 

その名前から分かる通り、ケイデンス オブ ハイラル クリプト オブ ネクロダンサー フィーチャリング ゼルダの伝説は異色の組み合わせだ。ゼルダシリーズの要素(特に熱狂的人気を誇る有名な曲の数々)を取り出して、ダンジョン探索型ローグライクアクションのクリプト オブ ネクロダンサーと掛け合わせた作品である。この二つが上手く噛み合っていない部分もあるが、全体として融合に成功して満足の行くミュージカルアドベンチャーになっている。

 

ケイデンスオブハイラルゼルダシリーズのような恰好をしているが、ネクロダンサーによる捻りが加わったスピンオフ作品である。特に大きく違うのは、ゼルダシリーズのリミックスバージョンの楽曲に合わせてグリッドを移動する必要がある点であり、ビートに乗れないと移動できずダメージを受けやすくなってしまう。また普通のゼルダシリーズと違って戦闘が多く、ネクロダンサーのダンジョン探索精神に則った作りだ。

 

戦闘は至ってシンプル。敵のパターンや攻撃法やレンジに対して、最適な攻撃法を身に着けるまで時間がかかるが、一度コツをつかんでしまえば音楽に乗りながら攻撃して、敵をなぎ倒していくスリルと楽しさがある。プレイヤーはリンク、ゼルダケイデンス(ネクロダンサーのヒロイン)を操り、三者三様の能力を使って戦闘に微妙な違いを加えられる。

 

リズムを利用するゲームプレイ故に今作は音楽を強く押し出しており、新しいゼルダの曲は特に魅力的である。各エリアには戦闘曲と、敵を全滅させた時に流れる曲(と、ポーズ状態の8ビットループ曲)の2つのリミックスがある。どの曲もそれ自体が素晴らしい出来栄えであるが、曲(特にダンジョンとボス曲)の切り替えによる音楽の演出が最高だ。

 

もう一つケイデンスオブハイラルが取り入れた捻り、ローグライク要素があるが、これはゼルダの持ち味と常にマッチするものではない。冒険を始めた直後は上手く進めずに何度も倒れることになるが、主人公は数回攻撃を受けると倒れてしまい、ルピーと鍵と消耗アイテムを全部失ってしまう。これではリズムに合わせた行動と仕組みを習得するまで、初心者は苦痛を味わうことになってしまうだろう。

 

ハートや武器やアイテムが充実すると最終的に全体の歯ごたえがなくなって、ほんの数時間プレイすると簡単に勝てるようになってしまうため、筆者は敵のパターンなど気にせずゴリ押してプレイするようになっていた。ガラス製フレイルや鉄製ブーツといった強化アイテムは敵を倒しまくっている間にあまり意味がなくなってしまう。シャベルなどのアイテムも壊れた後の再調達が手間になる。この不均等な難易度のせいで、本当に楽しい戦闘から少し劣るものになった。

 

ダンジョンは、あるアイテムや仕掛けに特化しておらず謎解きになっていない。その代わりボスの鍵を手に入れるまでは、普通よりタフな敵と何体か戦うことになる。ボス戦は面白いものの、これもプレイヤーの進行差によって影響があるため、筆者など難なく倒し続けていってしまった。ゼルダシリーズの多くはボス戦が目玉になっているので、これにはガッカリした。

それでもハートのかけら集めや、新しい道具(デクの葉やパワーグラブなど)で探索するだとか、装備武器の強化など、ゼルダシリーズの後押しを受けた進化は魅力的だ。筆者は楽勝になった後でもアイテム収集にマップ全体を探索した。冒険ごとにランダム配置されるゲームシステムなので、あるアイテム(ホバーブーツなど)で仕掛けを回避できてしまい、一部のアイテムが無用の長物になるのだが、かなりの数の有力なアイテムは獲得までにクリティカルシンキングが必要になる点は気に入っている。

 

ゼルダとネクロダンサーの要素全てが上手く噛み合っているわけではないが、リズムと冒険を組み合わせたケイデンスオブハイラルは佳作である。ゼルダシリーズの機知に富む探索要素、特徴的な音楽、楽しい戦闘といったスピリットが今作品にもしっかりと根付いており、更にファン泣かせの不朽の楽曲の数々によって強化されている。

 

 

 

 

to nabはよく分からなかった

since the odds were so heavily in my favor

こちらが大分有利であるため

 

 

最後の直訳

enhanced by a killer set of songs that both celebrate and elevate one of gaming’s most enduring soundtracks.

不朽の名曲を祝福と向上の両方をした、キラー曲のセットによって強化した

 

ここは翻訳の創意工夫するところなんだろうけど、センス問われると思ったので、ちょっと手を抜いて回避した。

もうちょっと方法はありそう。