僕は勉強しまくったから、人に意見したほうが良い
なんて思い上がっていたが、意見というのはその場の人々とのコンセンサスみたいなもので
つまりは人望を集めたり説得力があれば、正論だろうと黒を白と言い張ろうと、まともな一意見として通るのが通常で
声を上げることは有効としても、僕の意見は依然として的外れなままなのである。
内向的に頑張っていても、世間的に認められて生きやすくなるかもしれない
だが世間的に認められるのはそもそも内向的人間の生き方ではない。
ただ常に謙虚に、自分のために黙って勉強を続ければよいのだ。
その気持ちは黒子である翻訳家として、忘れてはいけないと思う